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元気なときを力いっぱい暮らす方に支持されている美奈宜の杜
2000年11月19日

いささか古い報告になります。
美奈宜の杜を見学に行ったのは、母の介護で福岡に帰ったときでした。母の容態が安定した秋の一日、介護を家政婦さんに任せて、高校時代の友人を誘って見学に出かけました。二人とも甘木市にある朝倉高校の卒業生で、友人は甘木で結婚し、現在も暮らしています。私は母の介護のど真ん中。友人もそろそろと介護が気になる年頃です。

美奈宜の杜は、福岡県甘木市美奈宜の杜に、西日本振興鰍ェ造成した住宅地。リタイヤ後の住まいとして関東、関西一円でも新聞広告などを掲載しており、自己所有の高齢者向け一戸建て住宅として、関心を持っていました。

現地へ行ってみると、秋月カントリークラブにほど近い、美しい自然の中に、瀟洒な一戸建てが立ち並んでいました。タウン内には、ミニスーパー、レストラン、診療所、クラブハウス、セキュリティセンターなどはあるものの、そう人口が多いというわけではなく、ランニングするのも大変ではないかしら、と余計な心配を話しあったものです。

高齢者対応ということで、24時間体制のセキュリティシステムが整備されており、何かあったら管理会社の方が駆けつけてくれる安心感。同世代の隣人が多く、コミュニティがまとまりやすい気安さ。陶芸、ゴルフ、旅行といった同好の仲間が容易に見つかる。こんな評価点がいくつかあるものの、介護が発生した時はどうするのか。住む人が亡くなった場合の不動産の始末など、高齢者の住まいとしての問題点も少なくない。そうした理由で、この住宅地を高齢者の住まいとして評価することに、迷っていました。

実は先日、病院で知り合ったおじいさんから昔話を聞く機会がありました。いろいろ話しているうち、美奈宜の杜のことを話しました。彼がいうのには「将来の介護のことばかり心配して、若い者に気兼ねして同居するより暮らしより、元気なときどれだけ自分らしく生きるか、限られた時間だから、健康なときしかできない生活を選ぶことも大事なのだ」と教えられました。それを聞いて、ようやくこの報告を書くことができました。
介護者の都合ばかりで、お年よりの生活を考えているのではないか、という反省を込めて。



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